フリーランス(個人事業主)は、年末年始にかけて、確定申告をおこないます。確定申告のサイトから資料をダウンロードして書き込むのはすごく大変で分かりづらい。そんな方向けに、簡単に分かりやすく、確定申告の資料が作成できるサービスが、クラウド型会計ソフト「freee」です。今回は、特徴など私が実際に使ってみての体験も含めお伝えします。
クラウド会計ソフト freeeのサービスを使っていた理由
以前、個人事業でコンサルティングをしていた頃、毎月200万円以上売り上げていました。6月頃から口座に入金され出したので、年の途中からでしたが、毎月200万円以上が口座に入金されていたため、税金の支払いがきちんと出来るかが不安で公認会計士と契約しました。公認会計士の報酬は毎月10,000円でした。
年は過ぎ、今度は会社員をしながら副業をしていた頃。副業もそこそこ上手くいき毎月100万円近く売り上げていました。※粗利は50%程度。会社員で副業のため、個人事業をやっていた頃と状況が違います。公認会計士へ高い報酬を払う事はできないため、会計ソフトを探しfreeeで確定申告をしました。
クラウド会計ソフト freeeの特徴
なんといっても、簡単に確定申告用の資料が作れる事です。
必要事項に入力していくだけで、簡単に書類が作成できます。
また、クラウドサービスのため、自宅だけでなく外出先でも経費などの入力作業ができます。
オンプレミスのソフトではないため、データの紛失などもありません。
※オンプレミスとはインストール型のソフトのこと。
クラウド会計ソフト freeeの機能
銀行口座やクレジットカードのデータを引張ることができる
この機能がすごく便利で、個人事業をしていると、事業銀行口座と経費用のクレジットカードを用意していると思いますが、銀行口座とクレジットカードをfreeeに登録することにより、銀行口座の入金、振り込みのデータ、クレジットカードの使用データを引っ張ってくれるため、現金払いさえなければこの機能だけで入力作業は全て完結します。この場合、行う作業は勘定科目の設定と、経費として申請して良いかのチェックだけです。
自動仕分がとても便利で帳簿を簡単に作成
専門知識や経験がなくてもAIによって勘定科目も自動で推測してくれるので入力が非常に便利です。公認会計士に依頼していた頃は、勉強がてらに勘定科目について教えてもらったりしていましたが、分かりにくい項目も自動で指定してくれます。
領収書をデータ保存できる
また、ファイルボックスという機能を使うことにより、領収書をスマートフォンなどからの撮影して取り込む事によって仕分けます。領収書をPDF形式で保存することもでできるため、かさばる紙媒体での保管が不要となるのは、紛失がなくなり管理がしやすくなります。
クラウド会計ソフト freeeの裏技
ランニングコストを抑える。
買い切りのクラウドサービスの為、毎月の利用料金が発生します。
が、、、2017年に使っていた時、2017年度の確定申告が済んだあとに解約。
2018年度の情報ですが、解約して月々の費用が発生しなくても、経費などの登録はできるので年末だけ有料プランに登録するというやり方もあります。
クラウド会計ソフト freeeの個人向け料金プラン
スターター | スタンダード | プレミアム | |
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月契約 | 1,180円/月 | 2,380円/月 | |
年契約 | 980円/月 | 1,980円/月 | 3,316円/月 |
機能 | ・確定申告書類作成 ・申告書類の提出機能(電子申告対応) ・見積、請求書、納品書作成 ・チャット、メールサポート | ・スタータープラン全機能 ・レシート写真読み取り無制限 ・入金、支払管理レポート ・チャットサポート優先対応 | ・スタンダードプラン全機能 ・月締め ・電話サポート ・税務調査サポート補償 |
私はスタータープランで契約していました。
まとめ
freeeが優れている点は初心者にも使いやすい操作性となっていることです。簿記や会計の知識が必要となる会計ソフトが多い中でシンプルかつ直感的な操作が可能です。
自動で入力されたデータを仕分けていくだけなので専門的な知識が必要ありません。
売上や経費をクリックして仕分けていくシンプルな仕様です。
また、各プラン30日間の無料お試し期間があるのも嬉しいサービスです。
パソコンのみならずスマートフォンやタブレットなど端末と、場所を選ばずに手軽な操作ができ、
さらに、領収書などPDFで保存できるため、紛失の心配がないのも便利です。
今年の確定申告で、試してみてはいかがでしょうか?

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